1974年に誕生した商業施設士資格制度は、公益社団法人商業施設技術団体連合会の認定資格として、40年以上を経過し、累計8,000 名を数えています。「資格制度が誕生した当初は、商業施設の設計やデザイン、設計・施工に従事されている方々が取得される傾向がありましたが、近年では、お店の運営側の方やコンサルタント系の業務の方も商業施設士の資格を取得されたり、また店舗出店のメーカー、百貨店、広告代理店や不動産関係など、商業施設に関わる幅広い業域に携わる方も資格者として活躍されています。
商業施設士に求められる技能は、各業務分野において異なります。
現在活躍中の資格者がこれら全ての技能を持っているのではなく、各自の得意分野、業務特性に応じた個別の専門家として活動しています。
商業施設に関わる幅広い業域に携わる方が
資格者として活躍されています。
商業施設士は広範囲な知識が求められる資格です。
しっかりとした対策が必要になります。
(試験対策用テキストあり)
それだけに、資格取得者への信頼度が高い資格です。
受験資格と実務経験をお持ちの方であれば、どなたでも受験することが可能です。
最近では、これまでの建築分野の技術者に加え、小売販売、卸・流通分野、通信・情報技術、運輸、店舗開発・運営、商品開発・マーケティングなど、非建築系の仕事に携わる資格者がとても増えてきています。
「商業施設士」は「商業」の従事者、専門技術者が持つことが出来る唯一の資格です。それがこの資格の大きな特性と言えます。
商業施設の総合的技術の確立とその普及、商業施設の企画、設計、
監理に係る技術者の認定とその育成、商業施設および商業施設技術に関する情報・資料の提供等を図ることにより、商業活動の効率化の促進と商業および都市の生活環境の質的向上に資することを目的として設立。
専門技術の向上、専門技術資格の認定・登録をすることによって社会的責任の明確化するための事業を開始し、通商産業省、建設省監修による「商業施設技術体系」の編纂や「商業施設士」資格制度を発足しました。
そして、昭和51年3月、通商産業省、建設省の許可を得て「社団法人商業施設技術団体連合会」が設立されました。
商業施設士資格試験及び認定のほか、デザインコンテストの実施や書籍等による技術・情報の普及を行い、商業施設技術に関する基準の策定およびその普及に努めています。